■ Q3-3 退職するタイミングはいつ頃が良いのでしょうか?

「一概に言えません・・・・が」





退職時期に関しましてはある意味、人生に関わる事柄ですので画一的に「こうしたら良い」などと当社から軽はずみな事は言えません。

また独立計画を立て退職を申し出ても、ご自分の都合だけで円満に退職できるとは限りません。
在職時のお店の都合や時には引き留めにあったり、ご自身のスケジュールに影響が及ぶ場合もあります。
しかしいずれにしても、円満退社を目指すのであれば事前にオーナーとの話し合いも重要でしょう。


以下は、ある美容師の方の例です。何か参考に出来るものがあればと思いますが、あくまでも実際に退職される時期をどうされるかは、それぞれの方のご事情や環境、計画内容によりますし最終的にご自身の判断に委ねられます。





●例1 早めに退職(OPEN予定 最低1ヵ月〜数ヶ月前)


物件取得や内装費、その他開業の一切について必要になる自己資金の他に、退職後から開業までの収入がない期間の生活費も余裕を持って確保出来ている事が重要です。

物件探し、内装の打合せ、融資手続き、オープン準備の物品購入、など比較的じっくり対応できる時間的なゆとりがあることが一番の魅力です。

またこの機会に今までなかなか出来なかった事にチャレンジし、知識や見聞を広めたり将来のためにOPENまでに許された時間の一部を費やすのも良いでしょう。

只、物件探しや内装業者の選定に時間が掛かれば掛かるほど生活費を消費し、それが焦りに繋がる場合がありますので 「時間」 と 「自己資金」 には余裕を持っておくことが重要です。

そうしたリスクを回避するために、例えば「面貸し」の美容室で生活費・収入を得ながら空いた時間を上手に利用しやすい環境を確保している方もいらっしゃいました。
こうすれば技術的なブランクもなく、スキルダウン回避もできて良いかもしれません。





●例2 開業日ぎりぎりまで勤務し直前で退職


生活費など収入の面では心配要りませんが、物件探しから、内装業者選定、その他各業者打合せ、物品購入などすべてを勤務日以外、勤務時間以外をつかって行わなければなりません。
実際に準備しはじめたら、思っていたよりも「対応すべき事柄の多さ」に気付き、驚くことでしょう。

先の例と違って、とにかく時間的な面での「ゆとり」がないため精神的・体力的疲労度は高く、例えば時には各業者との打合せがおろそかになりすれ違いがあったり、大事な準備を忘れたり、OPEN当日までバタバタしてしまう場合もあり、注意が必要です。

開店時に「アレがない!どうしよう!!」と走り回ったり、は少し大げさかもしれませんが、まさにこれからスタートという記念すべき門出にすでに「ヘトヘト状態」、なんてことも起こりえる話です。

こういった場合はオープニングスタッフなど他にサポートしてくれる信頼できる人がいれば心強いのですが、お一人で開業準備をすべて行わなければならない場合はかなり大変です。





●せめてOPEN準備期間前には・・・・


開業に当たっては何かと予期せぬ事が起こることもあり、その対応に追われる可能性もあります。
今までの環境とガラリと変わる訳ですから、OPEN前のシミュレーションも非常に大事でしょうし、いざOPENしてしまったらただでさえ基本的に2週間〜1ヵ月は精神的、体力的に大変です。

また、お客様は新しいお店に期待感を持って来店して下さる訳ですから、準備不足から起こるちょっとした不手際で最初の印象が悪いものになれば、その後のお客の定着率にも影響がでてしまいます。
大事なお客様が離れてしまうのは最悪の事態です。絶対に避けたいところですね。

ですから、やはり万全の体制でOPENを迎えたいものです。
尚のこと、OPENの準備はしっかりと時間的ゆとりを持って行うことがBESTではないでしょうか?

できれば内装完成後の引渡しが済んでから、最低でも数日〜10日間程度は心の切り替えを含めた、しっかりとした準備期間を設けたほうが良いと思います。



当社スマイルサービスの立場から言えば内装工事に入る前後にフリーになって頂ければ、綿密なお打ち合わせが出来たり、現場の進行状況を一緒に見て頂ける時間があったり、そう言った状況こそが皆さんにとって実は重要であると考えています。
何故なら新規に出店するといった機会は、そう何度も経験できる訳ではありませんから・・・・

しかし独立開業する皆さんそれぞれのご事情もありますから、そう簡単な話ではありませんね。

業者の単なる独り言です(笑)


*関連項目 :